郡上八幡に行きました。

郡上八幡に行きました。

 

11月、高速道路での運転の練習がてら郡上八幡へ。

助手席に人がいるとつい車線変更や合流のタイミングで頼ってしまうのであまり練習にはならないと思った。また、景色が変わらないので眠くてしょうがない。絶対に運送業に就いてはいけないという思いを新たにした。

 

駐車場は郡上八幡城のある山の上まで行くと無料で駐車できるが、見て回るのは城だけではないので山のふもとで駐車することに。観光案内所は550円前後だったと思うが、城の近くの旅館や施設、安養寺、そして民家などが1日500円で貸し出している。平日10時頃だったのですぐに見つけて駐車できたが紅葉シーズンの土日はこの時間に行っても駐車場を見つけるのに苦労しそう。

 

郡上八幡

まずは今年の11月後半からしばらく耐震工事で閉場するという郡上八幡城へ。

城へ続く山道の入り口には山内一豊と妻の千代の像がある(大河ドラマ功名が辻」のモデル)。妻・千代がこの城の城主の娘だったそう。

 

以前にも城まで登ったことはあるが、なかなか坂道がきつい。岐阜の山なので晴れていてもこの時期は少し涼しく、汗もすぐ引いて良い運動になった。歩いて10分程度で登れる。

坂がきついので車で上がる場合も山道の運転に慣れていない人は急カーブに注意が必要。カーブを切り返しながらなんとか上がっていく車を見かけた。

頭上からどんぐりや落ち葉が降ってくる秋らしい道のりだった。



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日当たりの良い箇所は葉が色づいていて紅葉も見頃。フォトスポットも用意されていて紅葉と一緒にお城を撮影できる。

夜はライトアップもしているそう。

 

郡上八幡城は最後の城主である青山家の子孫が現在管理をしており、この方が受付窓口でチケットの販売もされている。つまり城主の子孫からチケットを買って入ることができる。以前テレビにも出られていたので地元では知られた話でもある。

城主であった青山家は後に郡上から東京に出て出世したそうで、東京にある青山という名称で知られる高級住宅地はこの「青山氏」にちなんでいるらしい。

 

城の内部は木造で、足を踏み込むたびに鶯張りどころではないほどの音を立てる。急な階段を登って天守閣まで登ると郡上の街並みを一望できる。

天気も良かったので良い眺めだった。真夏なら山の青々とした緑が見られそうだが天守閣まで登ると汗だくになりそう。

 

まちなか散策

城を出て山を下ってからは街並みを散策。火曜日はお休みの店が多い様子。おしゃれなカフェやビストロを見かけたが軒並みお休みで残念。

とはいえ平日なのでこうした風情のある小道をゆっくり撮影できたりする。

水の街、水の都などと呼称する町が岐阜には多いが郡上八幡も水がとてもきれいで川の底までよく見える。

郡上八幡の旧庁舎がお土産や地場産品の売店や食堂となっていたので立ち寄って昼食をとった。味噌煮込みうどんをいただいた。

こしのあるうどんで良かったが、味噌煮込みうどんは山本屋が一番美味しいと思う。

柚子の皮が入っていて風味を感じられて良かった。

「水の雫」というゼリー菓子をお土産に購入。

郡上八幡天然水「水の雫」 柚子味[6個入]|郡上八幡屋-特産品通販-

同じ会社のものか分からないが「梨のしずく」や「柿のしずく」といった岐阜の果物を使用した水分多めのゼリー菓子があり、以前食べて美味しかったので買ってみた。美味しいのだが手がベタベタになりやすいので注意がいる。

 

宗祇庵

宗祇水という名水百選にも指定されている湧き水スポットの隣に立つ古民家風のカフェが「宗祇庵」。お休みの店が多かったので心配したが営業していたので立ち寄った。

郡上に行くことを決めてからカフェを調べていたところ、手入れされた庭や川を眺めながらお茶ができるカフェということで、いわゆるインスタ映えというか、早い話がそそられてしまった。

宗祇水のある場所から階段で上がらなければいけないのと、宗祇水までの道も石畳で滑りやすいのでヒール靴の方や足が悪い方は注意が必要。

階段を上がり、店の扉を開けるとスタッフが順番に客室に案内してくださる。おそらく階段の下(1階部分)は厨房になっているものと思われる。靴を脱いで店内へ入ると畳敷きの和室が3部屋ほどあり、内1室は大人数向けの大きなテーブルがある部屋になっていた。

宗祇水の真上の部屋に通していただいた。3組ほどが利用できる部屋だった。

光が差し込み少し眩しい写真になってしまったが、部屋の西側が縁側になっていて、残りの2部屋ともおそらくつながっている。

縁側と外の庭は川に面しており、庭先の楓や川の向こうの街の様子や山々を望むことができる。和室なのでテーブルの部屋以外は座布団だが座椅子もあった。

宗祇パフェ(秋限定バージョン)とお抹茶のセットを頼んだ。

カフェメインの業態でランチは瓦そばのみだったと思う。郡上おどりの女性が紫芋パウダーで描かれている。どこのお店のパフェもコーンフレークで底上げされていることが多いが、ナッツが使われている上に栗きんとんが入っていて贅沢で新鮮な味わい。最下層のお茶のゼリーのおかげで、さっぱりした気分で締めることができる。

 

店を出る際も靴を履いて出るまでスタッフが見送ってくださる丁寧な接客。

 

帰りにお酒(日本酒「郡上一揆」)を土産に買って帰りました。

 

空いていないお店も多かったのでまた来たい。できれば郡上おどりの時期や桜の季節にも来たいが混むことを考えると悩む。